アプライド株式会社(3020)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年CAGRで4.5%成長し直近は10.4%増と加速。営業利益率も5.0%から5.6%へ改善しており、収益性の伴った有機的な成長が確認できる。
財務健全性
★★★★★
営業利益率が5.6%と低水準で、原材料価格変動や単価変動の影響を受けやすい構造・投資CFが-6億円と低調で、製造能力増強や新規出店への投資ペースが緩やか
経営品質
★★★★★
収益性改善とキャッシュフローの質は高いが、成長戦略(製造増強・出店)の数値裏付けが弱く、外部環境への依存度が高い姿勢が懸念される。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
ハードとサービスの融合販売および長年の技術蓄積が強みだが、同業他社の出店競争や単価変動リスクにより優位性の維持は容易ではない。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益が167%と極めて高く、利益のキャッシュ化能力に優れる
- 自己資本比率が59.2%と財務基盤が厚く、ROEは17.0%と高い資本効率を維持
- 直近1年間の売上成長率が10.4%と加速しており、市場での需要獲得力がある
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が5.6%と低く、原材料費や販売単価の変動に利益が直撃されやすい脆弱性
- 投資CFがマイナス幅で横ばいであり、成長投資(製造・店舗)が追いついていない可能性
- 売上高の推移に440億円(3期前)からの減収期間があり、成長の安定性にばらつきがある
▼ 構造的リスク
- BtoB専門店の特性上、近隣への競合他社出店による顧客奪取リスクが構造的に高い
- ハードウェア販売単価の変動リスクが収益性を直接圧迫する構造
- 海外委託製造への依存により、為替変動がコスト構造に直結するリスク
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰や為替変動に対し、高付加価値サービスへの価格転嫁が実現されれば利益率が改善する
- 投資CFのマイナス幅拡大(製造・店舗投資)が実現されれば、中長期的な売上成長の持続性が担保される
- 競合他社の出店ペースが鈍化し、自社の技術・サービス差別化が定着すれば、収益基盤が安定化する
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「厳しさを増す環境」を挙げつつ、リスク要因として「為替」「原材料」「感染症」など外部要因のみを列挙し、内部の価格転嫁策やコスト構造改革への言及が不足している。
言行一致チェック
製造能力の増強、新規出店・改装を推進
乖離投資CFが直近5期で-3億〜-7億円の範囲で横ばいであり、積極的な設備投資やM&Aの兆候は確認できない。
IT人材育成を推進、営業部門の人員拡充
不明平均年収が511万円と業界平均水準だが、売上成長率(+10.4%)に対する人件費増のインパクトは明確ではない。
収益性改善(高付加価値商品提供)
一致営業利益率が5.0%から5.6%へ改善し、純利益率も3.7%を維持。CF品質(167%)も良好で、収益改善の努力は数値に表れている。