日東ベスト株式会社(2877)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は緩やかに成長(CAGR 3.4%)しているが、営業利益率が 1.0% と極めて低く、コスト増を価格転嫁できていない。利益成長の質は低い。
財務健全性
★★★★★
営業利益率が 1.0% と極めて低く、収益の安定性に懸念・営業CFが直近で 0 億円と純利益(4 億円)に対して著しく悪化(CF品質 13%)・ROE が 2.4% と自己資本に対する収益効率が低い
経営品質
★★★★★
外部環境への依存度が高く、数値上の収益性改善(利益率 1.0%)が不十分であるため、実行力と誠実さに課題がある。
競争優位(モート)
複合(顧客信頼・供給体制・技術ノウハウ)持続性:中
長年の取引実績と品質管理体制により一定の信頼を築いているが、原材料価格高騰や競合激化により価格競争力に脆弱性がある。
✦ 主要な強み
- 売上高は 4 年間で 489 億円から 559 億円へ着実に拡大(CAGR 3.4%)
- 自己資本比率 41.6% と財務基盤は比較的安定している
- BtoB 顧客との長期的な信頼関係と安定的な供給体制を強みとしている
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が 1.0% と業界平均を下回る水準で、収益性が極めて脆弱
- 営業CFが直近で 0 億円となり、利益のキャッシュ化能力が急落している
- 純利益が過去 5 期で 7 億円から 4 億円へ減少傾向にあり、成長の質が低下
▼ 構造的リスク
- 原材料価格変動リスクを価格転嫁できない構造上の弱み
- BtoB 食品業界における低参入障壁と激しい価格競争
- 少子高齢化による国内市場の縮小と需要の多様化への対応遅れ
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰を克服し、利益率を 3% 以上に引き上げる価格転嫁またはコスト削減が実現すること
- 冷凍食品部門の収益改善により、営業CFが純利益を上回る水準(CF品質 100% 以上)に回復すること
- 新商品開発による付加価値向上で、単価競争から脱却しROEを5%以上に引き上げること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
原材料価格高騰、少子高齢化、競争激化など外部要因を列挙するのみで、内部の価格転嫁戦略やコスト構造改革への具体的な言及が不足している。
言行一致チェック
収益性改善と冷凍食品部門の立て直し
乖離営業利益率が 0.9% から 1.0% と微増だが、純利益は過去 5 期で 7 億円から 4 億円へ減少傾向にあり、改善は限定的
組織力の強化・人材育成
不明平均年収 454 万円(直近)のみで推移が不明だが、営業CFの悪化により人材投資余力が低下している可能性