株式会社アイロムグループ(2372)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは13.8%と成長基盤はあるが、直近売上は-3.3%減、営業利益率は19.8%から6.4%へ急落しており、成長の質と収益性が乖離している。
財務健全性
★★★★★
直近営業利益率6.4%(前年比13.4pt低下)・営業CF4億円に対し投資CF-28億円(投資対効果の懸念)・自己資本比率34.4%(財務レバレッジ高)
経営品質
★★★★★
投資は積極的だが、直近の利益率急落(-13.4pt)と売上減少(-3.3%)に対し、経営陣の収益性改善戦略の実行力が数値で否定されている。
競争優位(モート)
独自技術・ネットワーク効果持続性:中
センダイウイルスベクター技術や大学病院との提携は強みだが、CRO市場は参入障壁が比較的低く、競合激化リスクがあるため中程度の持続性。
✦ 主要な強み
- 4年間の売上CAGRが13.8%と中長期的な成長軌道にある
- 自己資本が72億円から128億円へ増加し、財務基盤は強化されている
- 大学病院との強固な提携ネットワークを有し、BtoBビジネスの基盤が確立されている
⚠ 主要な懸念
- 直近の営業利益率が19.8%から6.4%へ急落し、収益性が崩壊している
- 営業CF(4億円)が純利益(14億円)の32%に留まり、キャッシュフロー品質が低下
- 投資CFが-28億円と拡大する一方、売上は減少しており、投資対効果が不明瞭
▼ 構造的リスク
- CRO市場の競争激化により、価格競争や単価低下が収益率を圧迫する構造
- 先端医療・創薬事業への投資が先行し、収益化までのタイムラグが財務を圧迫する構造
- 専門人材の確保が事業継続のボトルネックとなり、サービス品質や収益性を左右する構造
↗ 改善条件
- 投資した先端医療・創薬事業からの具体的な収益化(売上・利益の増加)が実現すること
- SMO・CRO事業のコスト構造見直しにより、営業利益率を前年水準(19.8%)へ回復させること
- 専門人材の確保と定着により、受注能力とサービス品質を維持・向上させること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「収益力向上」を掲げつつ、利益率急落の具体的な内部要因分析や対策が数値上明確でない。外部環境(競争・規制)への言及は多いが、自社の収益構造改善への言及が薄い。
言行一致チェック
SMO・CRO事業の収益性向上
乖離直近営業利益率が19.8%から6.4%へ大幅悪化
先端医療事業等の成長軌道への移行
乖離投資CFが-28億円と拡大する一方、売上は-3.3%減