株式会社エーアイテイー(9381)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は前年比8.2%増と堅調だが、直近2期で営業利益率が8.4%から7.3%へ低下しており、成長の質(収益性伴走)に課題がある。
財務健全性
★★★★★
直近5期で営業利益率が8.4%から7.3%へ低下傾向にある・直近2期で営業CFが53億円から32億円へ半減している
経営品質
★★★★★
売上は拡大しているが、利益率の低下とCFの減少により、外部環境悪化への対応力(実行力)に課題がある。誠実さは高いが、対策の具体性に欠ける。
競争優位(モート)
ネットワーク効果/複合持続性:中
中国拠点網と提案力による強みはあるが、フォワーダー業界は参入障壁が比較的低く、価格競争に晒されやすい構造。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率76.3%と極めて健全な財務体質
- ROE 17.1%と高い資本効率を維持
- 営業CF/純利益が106%とキャッシュフローの質が高い
⚠ 主要な懸念
- 直近2期で営業利益率が8.4%から7.3%へ低下
- 直近2期で営業CFが53億円から32億円へ半減
- 売上成長率8.2%に対し、利益成長が伴っていない
▼ 構造的リスク
- フォワーダー業界特有の価格競争激化によるマージン圧迫
- 中国依存度の高い海外拠点網における地政学リスク
- 人口減少による物流人材の構造的な不足とコスト増
↗ 改善条件
- 運賃高騰や人件費増を顧客へ適切に転嫁できる価格設定力の強化
- DX推進による業務効率化で、人件費増を相殺する生産性向上の実現
- 通関や配送など付帯業務の受注比率を高め、単価の高い収益構造への転換
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「2024年問題」「海上運賃上昇」「港湾混雑」など外部要因を列挙しており、内部の価格転嫁力強化やコスト構造改革への具体的な言及が薄い。
言行一致チェック
デジタル活用による効率化と収益拡大
乖離営業利益率が低下(8.4%→7.3%)しており、コスト増(運賃・人件費)に対する効率化効果が即座に利益率に反映されていない
安定した収益基盤の確立
乖離売上は増加しているが、営業利益は横ばい(41億→43億→41億)であり、収益基盤の安定化は未達