東 海運株式会社(9380)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上CAGRが-6.4%と4年間で縮小傾向にあり、直近の微増(+0.4%)は持続性に欠ける。利益成長も不安定で、有機的な成長基盤は脆弱。
財務健全性
★★★★★
営業利益率が2.3%と極めて低く、収益性の改善余地が大きい・営業CF/純利益が523%と異常に高く、利益の質に乖離がある可能性
経営品質
★★★★★
目標と実績の乖離が著しく、収益性改善の実行力が疑問視される。CFの過剰な蓄積に対し、投資や配当等の資本配分戦略が不明瞭。
競争優位(モート)
複合持続性:中
海運・倉庫・フォワーディング等の多角化によりネットワーク効果を持つが、参入障壁が比較的低く、競争激化により優位性は維持が困難。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益が523%と極めて高く、キャッシュフロー創出能力は高い
- 自己資本比率42.7%と財務基盤は比較的健全
- 海運・倉庫・フォワーディング等の多角化により、単一セグメント依存リスクを分散
⚠ 主要な懸念
- 売上CAGRが-6.4%と4年間で縮小傾向にあり、成長エンジンが機能していない
- 営業利益率が2.3%と業界平均を下回る水準で、収益性の低さが顕著
- 直近5期で純利益が2億〜6億と大きく変動し、経営の安定性に欠ける
▼ 構造的リスク
- 物流業界全体での価格競争激化により、低収益体質が構造的に固定化されるリスク
- 海運・港湾関連法規制の変更が事業コストに直結し、収益性を圧迫する構造
- 環境規制(脱炭素等)への対応コスト増が、低収益体質をさらに悪化させるリスク
↗ 改善条件
- 既存事業の収益性改善(営業利益率3%以上)が実現し、目標数値への道筋が明確になること
- 成長セグメント(例:アグリ、不動産等)での収益貢献が拡大し、売上CAGRをプラスに転じること
- 過剰なキャッシュフローを投資や配当に効果的に再配分し、ROEを改善すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「物流動向の変化」「外部環境」を挙げるが、具体的な内部改善策や数値目標への道筋が不明確。
言行一致チェック
連結営業収益440億円、経常利益11億円を目標に掲げる
乖離直近売上300億円、営業利益7億円。目標達成には売上46%増、利益57%増が必要で、現状の成長率では乖離が甚大
収益基盤の維持と利益の安定化を図る
乖離過去5期で純利益が2億〜6億で推移し、変動幅が大きい。利益率も1.0%〜2.3%と低水準で安定化していない