株式会社富山銀行(8365)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年間でCAGR-3.6%と縮小傾向にあり、直近も-5.2%減益。純利益も10億円前後で横ばいであり、成長の質は極めて低い。
財務健全性
★★★★★
自己資本比率5.4%は銀行業として極めて低く、資本効率の悪さが浮き彫り・営業CF/純利益が-424%と悪化しており、利益のキャッシュ化能力に深刻な懸念・直近5期で営業CFが-192億円から-40億円へ変動し、資金繰りの不安定さが続く
経営品質
★★★★★
経営陣は外部環境の悪化を主要因として認識しているが、数値上の成長停滞やキャッシュフローの悪化に対する内部要因への反省や具体的な解決策が示されていない。
競争優位(モート)
規制/ネットワーク効果持続性:中
地域密着型の顧客基盤と店舗ネットワークが優位性だが、少子高齢化による地域経済縮小とデジタル化の進展により、優位性の維持は困難化している。
✦ 主要な強み
- 富山県に根ざした強固な地域顧客基盤を有し、地域経済との結びつきが深い
- 純利益率11.8%を維持しており、収益性の底堅さは一定の水準にある
⚠ 主要な懸念
- 自己資本比率5.4%は業界平均を大きく下回り、経営基盤の脆弱さが懸念される
- 営業CFが純利益に対して-424%と悪化しており、利益の質が極めて低い
- 売上高が4年間でCAGR-3.6%と縮小しており、成長の兆しが見られない
▼ 構造的リスク
- 地域経済の縮小と人口減少が融資需要の減少を招く構造的なリスク
- 金利変動リスクに対して、低金利環境下での収益構造が脆弱である可能性
- デジタル化の進展により、従来の店舗ネットワークによる競争優位性が相対化されるリスク
↗ 改善条件
- 地域経済の活性化により、融資需要が回復し、売上高の縮小傾向が転換されることが必要
- 自己資本比率を適正水準まで引き上げるための内部留保の蓄積または資本増強が実現すること
- デジタル化への投資効果が発揮され、店舗効率化と新規収益源の創出が成功すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「少子高齢化」「異業種参入」「地震・豪雨」と外部要因を列挙しており、内部の収益構造改善策や具体的な対策への言及が薄い。
言行一致チェック
トップライン強化(売上成長)
乖離売上高は4年連続でCAGR-3.6%の縮小、直近も-5.2%減益
人財育成への投資
不明平均年収555万円(直近)のみで推移しており、成長投資との明確な相関は数値上確認困難
効率経営
乖離自己資本比率5.4%と低水準であり、資本効率の改善は進んでいない