株式会社テクノアソシエ(8249)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は17.7%増と好調だが、CAGRは2.8%と低く、利益率は4.3%と低水準。成長の質は安定しているが、収益性は改善途上。
財務健全性
★★★★★
営業CFが純利益に対して-32%と悪化(直近期-8億円)・営業利益率が4.3%と低く、原価変動リスクに脆弱
経営品質
★★★★★
売上拡大は進んでいるが、利益率改善の遅れとCF悪化に対し、外部要因への言及が多く、内部課題への真摯な分析が不足している。
競争優位(モート)
ネットワーク効果/独自技術持続性:中
住友電気工業とのシナジーやエンジニアリング提案型営業により顧客接点を維持するが、商社としての参入障壁は中程度。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率72.2%と極めて高い財務健全性を維持
- 直近期売上高が731億円から860億円へ17.7%増と成長軌道に乗っている
- 住友電気工業とのシナジーによる安定したサプライチェーンを有する
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが純利益に対して-32%と悪化し、利益のキャッシュ化能力が低下
- 営業利益率が4.3%と低く、原材料価格高騰などのコスト増を吸収する余力が限定的
- 4年間の売上CAGRが2.8%と低く、中長期的な成長ペースは緩やか
▼ 構造的リスク
- 商社モデルとしての価格転嫁能力に依存しており、原材料価格変動リスクを内部で吸収する構造が脆弱
- 特定大株主(住友電気工業)への依存度が高く、他社との差別化が困難な構造
- 営業利益率が低く、景気変動に対する利益のレバレッジが効きにくい構造
↗ 改善条件
- 原材料価格高騰に対する価格転嫁率が向上し、営業利益率が5%台に回復すること
- 受注から回収までのリードタイム短縮により、営業CFが純利益を安定的に上回る構造へ転換すること
- Vision2025の利益目標達成に向け、高付加価値製品の比率をさらに引き上げること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「世界経済」「半導体不足」「原材料価格」を列挙するのみで、内部の価格転嫁率やコスト構造改善への具体的言及が不足している。
言行一致チェック
連結売上高1,000億円、営業利益55億円を目標に掲げるVision2025
乖離直近売上860億円(目標達成率86%)だが、営業利益は37億円(目標達成率67%)にとどまり、利益拡大が追いついていない
高付加価値なソリューションで収益を上げる
乖離営業利益率4.3%は商社平均と比較して低く、付加価値の定着に課題がある