株式会社たけびし(7510)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは12.3%と高いが、直近は売上-0.4%と頭打ち。利益率は3.4%と低く、成長の質は外部環境依存度が高く、有機的な収益拡大には課題が残る。
財務健全性
★★★★★
営業CF/純利益比が68%とキャッシュフローの質がやや低下(1期前は244%相当)・営業利益率が3.4%と低水準で、原価上昇や為替変動への耐性が脆弱
経営品質
★★★★★
財務基盤は堅実だが、成長戦略の実行と収益性維持において数値上の成果が伴っておらず、外部環境への依存度が高い姿勢が伺える。
競争優位(モート)
ネットワーク効果/複合持続性:中
長年の顧客信頼と技術サポート体制によるネットワーク効果はあるが、商社モデルであるため参入障壁は中程度。独自技術やブランド独占力には乏しい。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率64.1%と極めて高い財務健全性を維持
- 4年間の売上CAGRが12.3%と中長期的な成長軌道を描いている
- 平均年収784万円と業界平均を上回る水準で人材確保に注力
⚠ 主要な懸念
- 直近売上高が前年比-0.4%と成長が停滞している
- 営業利益率が3.4%と低く、コスト増や為替変動への脆弱性が高い
- 営業CFが61億円から18億円へ急減し、キャッシュフローの質が低下している
▼ 構造的リスク
- 商社モデルにおける価格転嫁の難易度と、仕入先集中による供給不安定化リスク
- グローバル展開に伴う為替変動リスクが収益に直結する構造
- 労働人口減少による技術人材の確保難易度が事業継続のボトルネックとなる可能性
↗ 改善条件
- 為替・原材料価格の変動リスクをヘッジし、利益率を3.7%以上に回復させる価格転嫁の実現
- グローバル・メディカル等新規領域での具体的な受注増により、売上成長率をプラスに転換させること
- 営業CFを純利益比100%以上に改善し、内部留保による投資余力を確保すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「経済情勢」「規制」「原材料」「為替」を列挙するのみで、内部の収益構造改善策や具体的な対策への言及が極めて少ない。
言行一致チェック
成長戦略の推進(グローバル、メディカル等)
乖離直近売上は-0.4%と停滞しており、投資CFも-1億円と低調。成長投資の拡大は確認できない。
財務体質強化と持続的価値向上
乖離自己資本比率64.1%と健全だが、営業利益率の低下(3.7%→3.4%)と営業CFの急減(61億→18億)が懸念。