株式会社富山第一銀行(7184)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4期連続で増加し直近は前年比28.5%増、CAGRも9.2%と堅調。純利益も23億円から134億円へ急拡大し、収益性の質が高い。
財務健全性
★★★★★
自己資本比率が9.6%と銀行業の健全性基準(10%超)を下回っている・営業CFが直近で純利益の25%(34億円)に留まり、利益のキャッシュ化効率が低下している
経営品質
★★★★★
利益は急増しているが、自己資本比率の低下やCFの不安定さから、成長の質と財務健全性のバランスに課題が残る。
競争優位(モート)
ネットワーク効果/規制持続性:中
富山県内の地域密着型ネットワークと顧客基盤が優位性だが、大手銀行やIT企業の参入により競争激化リスクがある。
✦ 主要な強み
- 直近5期で純利益が23億円から134億円へ約6倍に急拡大し、収益性が劇的に改善している
- 売上高CAGRが9.2%と地域銀行としては高い成長率を維持している
- 自己資本額が1175億円から1525億円へ増加し、資本規模自体は拡大している
⚠ 主要な懸念
- 自己資本比率が9.6%と銀行業の健全性基準を下回っており、資本効率の課題がある
- 営業CFが純利益の25%に留まり、利益のキャッシュ化効率が低下している
- 投資CFが過去5期で大きく振動しており、投資活動の安定性に欠ける
▼ 構造的リスク
- 地域経済の縮小と人口減少が、融資需要の長期的な減少要因となる構造的問題
- 金利変動リスクに対して、預貸金利差の縮小が収益性を直接圧迫する構造
- 地域銀行特有の顧客基盤が、大手銀行やIT企業のデジタル金融サービスにより代替されるリスク
↗ 改善条件
- 自己資本比率が10%を超える水準まで改善され、財務健全性が回復すること
- 営業CFが純利益と同水準まで改善され、利益のキャッシュ化効率が向上すること
- デジタル投資が収益に直結し、投資CFのプラス幅が持続的に拡大すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
課題として「地域経済の低迷」「人口減少」と外部環境を列挙しており、内部の収益構造改善への具体的な言及が相対的に少ない。
言行一致チェック
資本基盤の強化と健全経営への取り組み
乖離自己資本比率が9.6%と10%を割り込んでおり、資本強化の目標達成には至っていない
脱炭素化支援やデジタル技術の活用強化
不明投資CFは直近でプラス(112億円)に転じたが、過去5期で大きく振れており、一貫した投資トレンドとは言い難い