マブチモーター株式会社(6592)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
AI事業分析
競争優位(モート)
独自技術・コスト優位持続性:中
小型モーター分野での長年の技術蓄積と高シェアを維持。ただし、競合他社との価格競争や技術陳腐化リスクが存在し、独自性は中程度。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率90.3%という極めて高い財務健全性
- 営業CF/純利益が135%と、利益のキャッシュ化能力が極めて高い
- 4年間の売上CAGRが10.5%と、中長期的な成長軌道を維持している
⚠ 主要な懸念
- 直近の営業利益率が15.1%から12.7%へ低下し、収益性の悪化傾向
- 直近の売上成長率が+2.1%と、過去4年平均(10.5%)から大幅に減速
- 純利益が営業利益を上回る水準(263億対255億)であり、営業外収益への依存度が高い可能性
▼ 構造的リスク
- 自動車・家電向け小型モーター市場の成熟化による価格競争の激化
- 原材料価格高騰や為替変動に対する価格転嫁力の限界
- 競合他社による低価格製品との差別化難易度の上昇
↗ 改善条件
- 原材料費や人件費の上昇を価格転嫁で吸収し、営業利益率を14%台へ回復させること
- 新市場(EV関連など)での高付加価値製品比率を高め、売上成長率を5%以上に引き上げること
- 内部コスト構造の抜本的見直しにより、利益率低下の要因を特定し解消すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
有報テキストに具体的な内部課題や対策が記載されず、外部環境要因への言及が主である可能性が高い。利益率低下の構造的要因への言及が不足。
言行一致チェック
収益性改善・成長投資の継続
乖離営業利益率は2期前(15.1%)から直近(12.7%)へ低下傾向。投資CFは-105億と前年比改善(-158億)したが、利益率の悪化と乖離。
人材重視(平均年収764万円)
不明平均年収764万円は業界水準と比較して高い水準にあるが、過去5年間の推移データが非公開であり、継続的な上昇トレンドの裏付けが不足。
AI分析スコア
成長の質
★★★★★
4年CAGR10.5%で着実に成長中だが、直近は+2.1%と減速。利益率の低下(15.1%→12.7%)から、成長の質は価格競争やコスト増の影響を受けやすい状態。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
財務基盤は極めて堅牢だが、利益率の低下に対する経営陣の具体的な打開策の有無が数値から読み取れず、実行力の評価は慎重。