シリウスビジョン株式会社(6276)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は横ばい(CAGR -3.7%)で、利益は赤字転落しており、成長の質は低い。DX・クラウド受容環境の未整備が成長の足かせとなっている。
財務健全性
★★★★★
営業利益率 -4.9% の赤字化・純利益率 -7.0% の赤字・CF品質 -148%(営業CFが純利益を大きく上回る赤字幅)・ROE -5.9% の悪化
経営品質
★★★★★
技術投資は行っているが、売上・利益の改善に直結せず、業績悪化の要因を外部環境に求める姿勢が目立つ。実行力と誠実さに疑問が残る。
競争優位(モート)
独自技術持続性:中
オンリーワンの画像検査技術と高度なソフトウエア開発力を強みとするが、競合他社の台頭や技術革新への対応遅れリスクが持続性を脅かす。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率79.8%と極めて高い財務健全性
- オンリーワンの画像検査技術という独自性の存在
- 直近期の営業CFが2億円と黒字化し、運転資金の確保能力は維持されている
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率の急落(-4.9%)と純利益の赤字化(-2億円)
- 4年間の売上CAGRが-3.7%と長期的な縮小傾向
- CF品質が-148%と、利益の質が極めて低い状態
- 平均年収718万円と、高度人材確保の難易度が高い業界における競争力
▼ 構造的リスク
- BtoB市場におけるDX・クラウド受容環境の構築遅れによる収益源の多角化失敗
- 高度技術人材の不足と、その確保コスト増による収益性圧迫
- 特定地域(中国・ASEAN)への依存度が高く、地政学リスクに脆弱な構造
↗ 改善条件
- ASEAN事業の業績低迷からの脱却と、中国市場での新たな収益源の確立
- 日本国内顧客におけるDX・クラウドサービス事業の受容環境が構築され、単価向上が実現すること
- 原材料・搬送機器の調達価格高騰が収束し、コスト構造が正常化すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として中国経済不況、ASEAN低迷、為替、原材料高騰など外部要因を列挙しており、内部の収益構造改善策や具体的な対策への言及が薄い。
言行一致チェック
積極的な研究開発投資とグローバル展開による事業成長
乖離投資CFは直近期に-4億円と拡大したが、売上は横ばい(+1.2%)、営業利益は赤字(-1億円)に転落しており、投資対効果が不透明。
スピード経営と収益性改善
乖離営業利益率は前年比2.5%から-4.9%へ急落し、収益性改善の兆しは見られない。