株式会社中村超硬(6166)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
直近売上は9.4%増だが、4年CAGRは-8.7%と長期的な縮小傾向。利益は赤字から微益へ転換したが、持続的な成長基盤は未確立。
財務健全性
★★★★★
自己資本比率15.3%と財務レバレッジが高い・営業利益率0.3%と利益率が極めて低い・営業CF/純利益比-376%でキャッシュフローの質が劣悪
経営品質
★★★★★
技術力への言及はあるが、財務数値(売上減少、利益率低迷)との整合性が取れておらず、実行力に疑問が残る。
競争優位(モート)
独自技術持続性:中
特殊精密機器やナノサイズゼオライトなど、長年の開発力に基づく独自技術を持つが、市場環境の悪化により収益化が不安定な状態にある。
✦ 主要な強み
- 特殊精密機器やナノサイズゼオライトなど、多角的な独自技術ポートフォリオを保有
- 直近期に売上高を24億円から26億円へ9.4%回復させた
- 営業CFがプラス(1億円)となり、一時的な資金循環は確保されている
⚠ 主要な懸念
- 4年間の売上CAGRが-8.7%と長期的な縮小トレンドが継続中
- 自己資本比率が15.3%と低く、財務的余裕が極めて少ない
- 営業利益率が0.3%とほぼ損益分岐点付近で、収益の安定性が低い
▼ 構造的リスク
- BtoB中心の受注環境が景気変動に敏感で、需要減速時に即座に収益が圧迫される構造
- 新事業(ナノサイズゼオライト等)の量産体制確立が不透明で、成長ドライバーが機能しないリスク
- 高度技術人材の確保が困難な業界構造において、競争優位を維持するための人的資本リスク
↗ 改善条件
- 特殊精密機器事業における受注環境の明確な改善と、既存事業の収益率向上が実現すること
- ナノサイズゼオライト等の新事業において、量産体制の確立と具体的な収益貢献が見込まれること
- 外部環境要因への依存を減らし、内部コスト構造の抜本的見直しによる利益率の改善がなされること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「国内外経済の先行き不透明感」「為替変動」を頻繁に挙げる一方、内部の収益構造改善策や具体的な数値目標への言及が薄い。
言行一致チェック
構造改革の完了と収益拡大を目指す
乖離直近の営業利益率は0.3%とほぼゼロ、純利益も微益に留まり、収益拡大の実績は不十分
D-NEXT事業におけるビジネスモデル転換の完了と収益事業化
不明売上高が4年前から減少傾向にあり、新事業による収益貢献は明確ではない