ライオン株式会社(4912)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上高は4年CAGRで3.8%と緩やかな成長だが、純利益は直近2期で前年比大幅減(299億→212億)となっており、成長の質は低下している。
財務健全性
★★★★★
純利益が4期連続で減少傾向(299億→212億)・営業利益率が5.1%から6.9%へ改善したが、依然として低水準
経営品質
★★★★★
利益率改善の兆しはあるものの、純利益の減少と外部要因への依存度が高く、経営陣の内部課題への誠実な分析と対策が不足している。
競争優位(モート)
ブランド/独自技術持続性:中
オーラルヘルスケア分野で確固たるブランド力を持つが、日用品市場は参入障壁が比較的低く、価格競争や新参者への対応が課題となる。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益が206%と極めて高いキャッシュフロー品質を維持
- 自己資本比率が59.1%と財務基盤が堅牢
- オーラルヘルスケア分野でのブランド力と研究開発体制
⚠ 主要な懸念
- 純利益が4期連続で減少(299億→212億)し、収益性の悪化が顕著
- 営業利益率が6.9%と低水準で、原材料高騰への転嫁力が不十分
- 売上成長率2.5%と成長ペースが鈍化している
▼ 構造的リスク
- 原材料価格変動リスクに対する価格転嫁力の限界
- グローバル市場における競合他社との価格競争激化
- 為替変動による海外収益の不安定化
↗ 改善条件
- 原材料高騰に対する効果的な価格転嫁が実現され、営業利益率が8%以上へ回復すること
- 新製品開発による高付加価値化が売上成長率を3%以上に引き上げること
- 為替変動リスクをヘッジする体制強化と海外市場での収益構造の多角化
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「競争激化」「原材料高騰」「為替変動」を列挙するが、内部の価格転嫁率やコスト構造改善の具体策への言及が薄い。
言行一致チェック
収益力強化と経営基盤強化
乖離営業利益率が5.1%から6.9%へ改善し、営業CFも437億と純利益の206%を確保しているが、純利益自体は減少している。
グローバル市場での競争力強化
乖離売上高は微増(+2.5%)だが、為替や原材料高の影響を強く受けて利益が圧迫されている。