あすか製薬ホールディングス株式会社(4886)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は前年比+2.1%と緩やかに成長しているが、営業利益は前年比約18%減(65億→53億)と収益性の悪化が見られ、成長の質は中程度。
財務健全性
★★★★★
営業CF/純利益比率が49%とキャッシュフローの質が低下(直近51億に対し営業CFは25億)・投資CFが-61億と大幅なマイナスとなり、資金調達依存度が高まっている
経営品質
★★★★★
自己資本比率68.8%と財務基盤は堅牢だが、利益率の低下とキャッシュフローの悪化に対し、経営陣の具体的な改善策が数値で裏付けられていない。
競争優位(モート)
独自技術/規制持続性:中
低侵襲検査技術やスペシャリティ領域での競争力を持つが、医薬品業界特有の薬価引き下げリスクや新薬開発の不確実性が持続性を制約する。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率68.8%と極めて高い財務健全性
- 売上高の継続的な拡大(5期で566億→641億)
- スペシャリティファーマとしての高い競争力とグローバルアライアンス
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率の低下(10.3%→8.3%)と営業利益の減少(65億→53億)
- 営業CF/純利益比率の低下(49%)によるキャッシュフローの質の悪化
- 投資CFの大幅なマイナス(-61億)による資金繰りの圧迫
▼ 構造的リスク
- 薬価引き下げによる収益構造の恒久的な圧迫
- 新薬開発の失敗・遅延が収益に直結する高い技術リスク
- 原材料価格高騰に対する価格転嫁能力の限界
↗ 改善条件
- 新薬開発の成功または既存製品の価格転嫁が実現し、営業利益率が10%台に回復すること
- 投資活動による収益化が進展し、投資CFのマイナス幅が縮小すること
- 原材料コストの上昇を内部効率化で吸収し、CF品質(営業CF/純利益)が80%以上になること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として原材料高騰や規制を挙げているが、利益率低下の内部要因(コスト管理や製品ミックス)への言及が薄い。
言行一致チェック
財務基盤強化を推進
乖離自己資本は増加(489億→692億)しているが、投資CFの大幅なマイナス(-61億)により内部留保の流出リスクがある
収益性改善・新薬創出
乖離営業利益率が10.3%から8.3%へ低下し、純利益も75億から51億へ減少