東京インキ株式会社(4635)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は 4 年 CAGR5.2% で成長中だが、純利益が 16 億円から 9 億円へ半減するなど、成長の質は不安定。原材料高騰等の外部要因が収益を圧迫。
財務健全性
★★★★★
営業利益率が 2.8% と低水準(業界平均を下回る可能性)・純利益が 2 期前に 16 億円あったが直近 9 億円へ急減
経営品質
★★★★★
売上は拡大しているが、利益率の改善が追いつかず、外部要因への依存度が高い。収益性改善への実行力に課題がある。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
100 年以上の歴史と色彩軸の技術蓄積、樹脂加工技術を持つが、印刷市場の縮小という構造的逆風により優位性の維持は課題。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率 58.7% と極めて健全な財務基盤
- 営業 CF/純利益が 193% と高いキャッシュフロー品質
- 売上高 468 億円と 4 年間で 22% 成長を遂げている
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率 2.8% の低水準と利益率の不安定さ
- 純利益が 2 期前の 16 億円から直近 9 億円へ半減
- 原材料価格高騰によるコスト増を利益率に転嫁しきれていない
▼ 構造的リスク
- デジタル化による商業・出版印刷市場の構造的縮小
- 原材料価格高騰が恒常化した場合の収益性低下リスク
- BtoB 依存による景気変動への感応度の高さ
↗ 改善条件
- 原材料価格の安定化、または製品価格への完全転嫁の実現
- 高付加価値製品比率の拡大による営業利益率の 5% 台への回復
- 印刷市場縮小を補う新分野(プラスチック着色剤等)での収益貢献拡大
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「原材料価格高騰」「為替」「国際情勢」を列挙するのみで、内部の価格転嫁率やコスト構造改善への具体的言及が薄い。
言行一致チェック
高効率化による収益性向上
乖離営業利益率は 1.7% から 2.8% に改善したが、純利益は前年比 44% 減の 9 億円。収益性向上の定着は不十分。
高付加価値製品へのシフト
乖離売上高は 6.6% 増だが、利益率が 2.8% と低く、付加価値シフトが利益率に直結していない。