丸尾カルシウム株式会社(4102)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは4.3%と緩やかな成長だが、直近は売上減少(-0.4%)かつ営業利益が0円と停滞しており、有機的な成長力は低下している。
財務健全性
★★★★★
直近の営業利益が0円(利益率0.0%)と収益性の脆弱化・営業CFが11億円から2億円へ急減(前年比82%減)・投資CFが-12億円と過去最大規模の資金流出
経営品質
★★★★★
外部環境への依存度が高く、直近の利益消失とCF悪化に対し、経営陣の具体的な対策と実行結果が数値に反映されていない。
競争優位(モート)
独自技術・複合持続性:中
長年の製造実績と高品質な製品ラインナップが基盤だが、炭酸カルシウムは汎用化学品であり、価格競争力や特許による独占的優位性は限定的。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率60.5%と高い財務健全性
- 純利益に対する営業CF比率が166%とキャッシュフローの質は良好(ただし規模縮小)
- 4年間の売上CAGRが+4.3%と長期的には緩やかな成長基盤を維持
⚠ 主要な懸念
- 直近の営業利益が0円と収益性の崩壊
- 営業CFが前年比82%減の2億円と資金創出能力の急落
- 売上高が128億円と前年比減少し、成長の停滞が明確
▼ 構造的リスク
- 汎用化学品としての価格競争力低下リスク(原材料費高騰への転嫁難易度)
- 特定仕入先への依存によるサプライチェーンの脆弱性
- 少子高齢化による国内市場の縮小と人材確保の構造的困難
↗ 改善条件
- 原材料費高騰や為替変動を吸収できる製品単価の引き上げまたはコスト構造の抜本的見直しが実現すること
- AI活用や新技術開発による生産効率向上が、直ちに営業利益の回復(黒字化)に結びつくこと
- 米国・中国市場における貿易摩擦の影響が緩和され、輸出需要が回復すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として米国の関税、中国との貿易摩擦、人手不足など外部要因を列挙するのみで、内部の生産性向上やコスト構造見直しへの具体的な言及が不足している。
言行一致チェック
AI活用や技術開発による生産方法の見直し・収益性改善
乖離直近の営業利益率が1.1%から0.0%へ低下し、利益が計上されていない
資本コストを意識した経営と新規市場開拓
乖離投資CFが-12億円と過去最大規模で拡大しているが、売上は減少しており投資対効果に疑問