株式会社オープンドア(3926)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは21.0%と過去に成長したが、直近は売上6.1%減・営業利益率-4.2%と縮小局面。新規AI・海外展開が即座に収益化できていない。
財務健全性
★★★★★
直近5期連続の営業赤字(直近-1億円)・自己資本比率90.5%は高いが、内部留保の蓄積が困難な赤字体質・営業CFが-0.3億円と黒字化していない
経営品質
★★★★★
成長戦略を掲げるが、直近の財務実績(売上減・赤字継続)と整合性が取れていない。投資CFは増加しているが、利益創出への転換点が見えない。
競争優位(モート)
ネットワーク効果/独自技術持続性:低
トラベルコによる比較プラットフォーム機能はあるが、大手OTAや検索エンジンとの差別化が難しく、AI活用も他社に追従されやすい構造。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率90.5%と極めて高い財務健全性(負債依存度が低い)
- 過去4年間の売上CAGRが21.0%と、長期的には成長軌道に乗っていた実績
- 旅行比較サイト「トラベルコ」による多様な商品掲載とプラットフォーム機能
⚠ 主要な懸念
- 直近5期連続の営業赤字(直近-1億円)と純利益の悪化(-1億円)
- 直近売上高24億円で前年比6.1%減と、成長の逆転
- 営業CFが-0.3億円と、事業活動からのキャッシュフローが黒字化していない
▼ 構造的リスク
- 旅行比較サイト業界における大手OTA(楽天トラベル、じゃらん等)や検索エンジンによる価格・規模競争の激化
- 広告収入と手数料収入に依存する収益構造が、旅行市場の景気変動や広告費縮小に脆弱である点
- AI技術や多言語展開などの新施策が、既存事業の収益性を補えるほど即座にスケールしないリスク
↗ 改善条件
- AI活用や海外展開による新規顧客獲得が、売上高の減少幅を上回る水準で定着すること
- 掲載料や手数料単価の向上、あるいは広告単価の回復により、営業利益率がプラス転換すること
- 大手OTAとの差別化(ニッチな商品や高付加価値サービス)が成功し、顧客ロイヤルティが向上すること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として「大手企業の参入」「市場悪化」「自然災害」を列挙しており、自社の収益構造の弱さや競争力低下の内部要因への言及が相対的に薄い。
言行一致チェック
AI技術を活用したサービス拡充、海外市場への進出を推進し収益機会拡大を目指す
乖離直近売上高24億円(前年比-6.1%)、営業利益率-4.2%と改善どころか悪化。投資CFは-4億円だが、利益への転換は示されていない。
既存事業の競争力強化
乖離営業利益率が-7.1%から-4.2%へ改善傾向にあるが、依然として赤字。売上規模も縮小している。