株式会社アズ企画設計(3490)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は8%増と成長しているが、純利益は前年比減益(6億→5億)であり、利益成長の質は低い。営業利益率改善(5.8%→7.8%)は評価できる。
財務健全性
★★★★★
営業CFが純利益の-436%(-20億円)と著しく悪化し、利益の質が極めて低い・自己資本比率が22.3%と低く、財務レバレッジが高い状態・直近5期で自己資本が2億円から30億円へ急増しており、過去の資本増強や評価損益等の影響が疑われる
経営品質
★★★★★
売上成長は達成したが、利益とキャッシュフローの改善が追いついておらず、実行力の不均衡が懸念される。
競争優位(モート)
複合持続性:中
空室改善力や再生ノウハウは強みだが、不動産市場の競争激化や景気敏感度高さにより、優位性の維持には継続的な実行力が不可欠。
✦ 主要な強み
- 営業利益率が5.8%から7.8%へ改善し、収益性向上の兆しが見られる
- ROEが18.5%と高い水準を維持しており、資本効率自体は良好
- 売上高が115億円から124億円へ8%成長し、事業規模の拡大は継続している
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが純利益の-436%(-20億円)と悪化し、利益の回収能力に深刻な懸念がある
- 純利益が前年比減益(6億→5億)であり、売上増益が利益増益に転換していない
- 自己資本比率が22.3%と低く、金利上昇リスクに対する財務的緩衝が脆弱
▼ 構造的リスク
- 不動産販売事業が主力であるため、景気循環や金利変動に収益が極めて敏感に反応する構造
- 中古物件の再生・販売モデルにおいて、建築コスト上昇や需要減退が利益率を直撃するリスク
- 営業CFの悪化が長期化した場合、大型物件の取得や再生に必要な資金調達が困難になる循環リスク
↗ 改善条件
- 営業CFが黒字化し、利益のキャッシュ化が実現すれば、財務健全性と投資余力が改善する
- 金利上昇局面でも収益性を維持できる高付加価値物件の選定・再生力が強化されれば、構造リスクが緩和される
- 売上成長に伴い、固定費の効率化や管理業務のDX化が進展し、営業利益率が8%以上を安定的に維持できれば成長の質が向上する
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として「景気動向」「金利上昇」を列挙しているが、内部の資金調達手段確保や再生力向上への具体的対策が不足している。
言行一致チェック
不動産販売事業を中心に事業規模を拡大し、営業利益を重視する
乖離売上は8%増だが、純利益は前年比17%減(6億→5億)。利益拡大と規模拡大の乖離が見られる。
ITを活用した管理業務の効率化
乖離営業CFが-20億円と大幅なマイナス。効率化によるキャッシュフロー改善の兆候は確認できない。