コスモ・バイオ株式会社(3386)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は4年CAGR5.5%で緩やかに成長しているが、純利益は7億円から3億円へ半減しており、成長の質は低く、収益性の悪化が顕著。
財務健全性
★★★★★
営業利益率が5.6%から3.2%へ低下し、収益性が悪化・純利益が過去5期で7億円から3億円へ半減・営業CFが7億円から2億円へ急減し、利益のキャッシュ化能力が低下
経営品質
★★★★★
外部環境の悪化を理由に利益減を説明する傾向が強く、ROE2.9%や利益率低下といった内部課題への対策が数値として反映されていない。
競争優位(モート)
ネットワーク効果/顧客関係持続性:中
全国販売代理店網と研究者との信頼関係は強みだが、競合他社の激化により価格競争に晒されやすく、独自技術による高い参入障壁は確認できない。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率81.5%と極めて高い財務健全性を維持
- 売上高が4年間で81億円から100億円へ着実に拡大
- 営業CF/純利益が92%と高いキャッシュフロー品質を維持
⚠ 主要な懸念
- 営業利益率が5.6%から3.2%へ低下し、収益性が悪化
- 純利益が過去5期で7億円から3億円へ半減
- 営業CFが過去5期で最大7億円から直近2億円へ急減
▼ 構造的リスク
- BtoB市場における競合他社の激化による価格競争リスク
- 輸入依存度が高い製品構成における為替変動(円安)への脆弱性
- 研究用試薬・機器市場における技術革新への対応遅れによる競争力低下
↗ 改善条件
- 自社開発品や新規事業の収益化が具体化し、粗利率が改善されれば利益率の回復が見込まれる
- 為替リスクヘッジや調達先多角化が成功し、原材料費上昇圧力が緩和されれば利益水準が安定する
- 競合他社との差別化が図られ、価格競争から脱却できれば営業利益率が改善する
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「ロシア・ウクライナ情勢」「中東紛争」「原材料価格上昇」など外部要因を列挙するのみで、内部の収益構造改善策への具体的な言及が不足している。
言行一致チェック
自社開発品の拡充、新規事業創出による収益源拡大
乖離純利益が過去5期で半減し、営業利益率も低下しているため、収益源拡大の効果は現時点で確認できない。
資本コストの低減と株主価値の向上
乖離ROEが2.9%と低水準であり、自己資本効率の向上は進んでいない。