クロスプラス株式会社(3320)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
売上は微増(+3.0%)だが、4年CAGRはマイナス(-0.8%)で成長の持続性に欠ける。利益率は低下傾向にあり、成長の質は低い。
財務健全性
★★★★★
営業CFが純利益を大きく下回る(-5億円対13億円)でキャッシュフローの質が劣悪・営業利益率が1.7%と低水準で収益性の脆弱性が懸念される
経営品質
★★★★★
戦略は掲げているが、数値上は利益率低下とCF悪化という結果が出ており、実行力と誠実さに課題がある。
競争優位(モート)
複合持続性:中
婦人服の企画・生産力とグローバルサプライチェーンは強みだが、アパレル業界は参入障壁が低く、競合優位は持続性に課題がある。
✦ 主要な強み
- 自己資本比率61.3%と財務基盤は比較的堅牢
- 婦人服の企画・生産力という事業基盤を有する
- 多様な販売チャネル(専門店、量販店、EC等)を構築している
⚠ 主要な懸念
- 営業CFが純利益の-38%(-5億円対13億円)とキャッシュフローの質が極めて低い
- 営業利益率が1.7%と低水準で、価格競争力や原価管理に課題がある
- 直近5期で売上高が640億円から620億円へ減少し、成長の持続性に欠ける
▼ 構造的リスク
- アパレル業界特有の「流行のサイクル」が短く、在庫リスクと廃棄リスクが常にある
- 海外調達依存度が高く、為替変動やサプライチェーン分断によるコスト増リスクが構造的に存在する
- 小売・卸売の両輪で展開するが、チャネル間のシナジーが利益率低下で阻害されている可能性
↗ 改善条件
- 為替レートが円安から円高へ転じ、仕入コストが低下すれば利益率の改善が見込まれる
- 在庫回転率が改善し、廃棄ロスが減少すれば営業CFと純利益の乖離是正が見込まれる
- 高付加価値商品の比率を高め、価格競争から脱却できれば収益性の改善が見込まれる
経営姿勢
責任転嫁傾向:高い(外部責任転嫁)
課題として「消費低迷」「天候不順」「為替」など外部要因を列挙するのみで、内部の収益構造改善策への言及が薄い。
言行一致チェック
アパレルとライフスタイルの両輪で収益力向上を目指す
乖離営業利益率が3.0%から1.7%へ低下し、収益性改善の兆しが見られない
ECサイト強化や販路拡大による成長戦略
乖離売上高は直近5期で横ばい〜微増(CAGR -0.8%)に留まり、戦略の実効性が疑問視される