日本ドライケミカル株式会社(1909)
業績推移
詳細データ
事業プロファイル
人的資本
直近の外部環境への対応
競合・類似企業
競合・類似企業
AI事業分析
成長の質
★★★★★
4年CAGRは6.7%と中長期的には成長傾向にあるが、直近売上は-0.3%と頭打ち。利益率は改善傾向にあり、収益の質は向上している。
財務健全性
★★★★★
懸念なし
経営品質
★★★★★
利益率改善と投資CFの拡大により、掲げる戦略を実行している姿勢は明確。ただし、売上成長の停滞に対し、外部要因への言及がやや目立つ。
競争優位(モート)
独自技術・規制・スイッチングコスト持続性:中
消防法に基づく規制と長年の実績による信頼が基盤。独自製品開発とエンジニアリング力により一定の優位性を維持するが、建築投資動向に依存する側面がある。
✦ 主要な強み
- 営業CF/純利益が226%と極めて高いキャッシュフロー品質を維持
- 自己資本比率59.9%と財務基盤が極めて健全で財務リスクは低水準
- 営業利益率が8.5%から11.0%へ改善し、収益性の向上トレンドが明確
⚠ 主要な懸念
- 直近売上高が557億円で前年比-0.3%と成長が停滞している
- 営業利益率の改善が利益率向上に寄与しているが、売上規模の縮小懸念が残る
- 平均年収の過去推移データが不足しており、人財投資の継続性を数値で検証しにくい
▼ 構造的リスク
- 建築投資や設備投資計画の遅延が即座に受注・売上へ影響する受注依存構造
- 消防法などの法規制変更に対する事業適応コストとリスク
- 建設資材価格や労務費の上昇が、売上規模が縮小する局面で利益率を圧迫するリスク
↗ 改善条件
- 建築投資の回復または新規防災需要の創出により、売上高がプラス成長に転じること
- 原材料費高騰に対して、高付加価値製品の販売比率拡大で価格転嫁が成功すること
- NDCビジョン2035に基づく研究開発成果が、新たな収益柱として確立されること
経営姿勢
責任転嫁傾向:中程度
リスク要因として「建築投資減少」「原材料高」を挙げており、外部環境への依存度が高い。ただし、利益率改善という内部対策の結果も示している。
言行一致チェック
研究開発推進・高付加価値化による利益率・ROE向上
一致営業利益率が8.5%から11.0%へ改善、ROEは14.6%を記録。純利益も連続増益。
人財・組織強化
不明平均年収723万円(直近期)の公表。過去データとの比較は不可だが、利益増と連動した人件費投入の余地がある。
変革のステージ(成長投資)
一致投資CFは-10億円と前年比拡大(-3億円→-10億円)しており、設備・開発への投資を強化している。